京都北山めぐり

平成5年(1993)から平成10年(1998)にかけて、職場の広報誌(毎月1日発行)の表紙に掲載した写真と解説です。ここでは、そのうちの北山周辺の名所をピックアップして紹介します。最初の頃は白黒フィルムで撮影していました。時代を感じます。

 

大徳寺(だいとくじ)

大徳寺/臨済宗大徳寺派の大本山。1315年、この地に小院を建て「大徳」と号したのが始まりとされている。その後、天皇や時の将軍などの加護を受け、寺域を拡大し、「京都五山」の格付けを持つに至った。しかし足利尊氏の頃、自ら五山の地位を捨て、在野の禅寺となったという。以降も「一休さん」として知られている一休宗純などとも縁があった。茶の先人、千利休は、金毛閣(現在、国の重要文化財に指定)の寄進に関わったが、その中に自身の木像を設置したことにより豊臣秀吉の怒りをかい、切腹をすることになったという話は有名である。近辺の精進料理屋には、大徳寺納豆(日干しした塩辛納豆)や大徳寺麩(揚げ麩の一種)の看板が掲げられている。かつて禅僧の精進料理として寺内にて食されたもので、そのルーツは禅宗とともに伝わった中国の料理だと考えられている。

 

建勲神社(けんくんじんじゃ)

建勲神社/正しくは「たけいさおじんじゃ」。船岡山上にあり、織田信長・信忠父子を祀る。創建されたのは明治13年で、現在地へは同43年という比較的新しい神社。織田信長が初めて入洛した日を記念して、10月19日には、船岡祭(建勲祭)として、鎧武者行列がある。北区紫野北船岡町。

 

 

 

臥牛像(がぎゅうぞう)

臥牛像/学問・文芸の神、菅原道真を祀る北野天満宮内にあり、「牛さん」の名で親しまれている。牛は天満天神の神使で、境内には他にも臥牛像が奉納されているが、写真のものは境内の南西隅に牛社(うしのやしろ)としてある。学業成就・入学試験合格の参詣が多く、その祈願に際し、この臥牛像を撫ぜていく者が多く、黒光りしている。上京区馬喰町。

 

 

 

今宮神社(いまみやじんじゃ)

今宮神社/平安初期、疫病を祓うため京中の人々がこの地に疫神を祀ったのに始まるという。4月に行われる「やすらい祭」は、疫神を鎮める祭りで、京都三大奇祭の一つ。また参道脇にある疫除けのあぶり餅は、親指大の餅を竹串に刺し、炭火であぶってきな粉と混ぜた白味噌につけて食べる。もともとは神社の祭礼時に売られていたもののようだが、現在では年中その餅を食べることが出来る。参道沿いにあるあぶり餅の店は、左右両側に2軒あり、参拝者への誘い方も両側からにこやかに行なわれるので、そこを通過するときには、どちらの店で買う(食す)のか迷うところだ。今宮祭北区紫野今宮町。

 

 

お土居

お土居/豊臣秀吉によって天正19年(1591)、京の周囲に築かれた土塁。東は鴨川、西は紙屋川に内接し、北は鷹峯、南は九条という広範囲の土塁で、その内と外で洛中・洛外の境界を示し、城塞、防災施設であった。現在はその一部が残っているのみ。北区鷹峯旧土居町。

 

 

 

 

 

賀茂川

賀茂川/源流は北区雲ヶ畑町の山中。古称を「石川の瀬見の小川」という。河川敷は公園として利用され、散策を楽しむ人も多い。市内の北東より流れてくる高野川と上京区の出町付近で合流し、以南を鴨川と呼ぶ。明治期に行なわれた河川改修工事が行なわれるまでは、降雨時にはたびたび大洪水を起こしたという。『平家物語』にある白川院の言葉「賀茂川の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなはぬもの」は有名である。写真は北山大橋付近。北区小山東元町。

 

 

 

金閣寺

金閣寺/正しくは北山鹿苑寺。応永4年、足利義満が西園寺家の山荘を譲りうけて造営した。義満没後、その遺言により禅寺(現在臨済宗相国寺派の寺)となった。昭和25年の金閣寺放火事件をもとにして描かれた三島由紀夫の小説は有名。北区金閣寺町。

 

 

 

 

 

光悦垣(こうえつがき)

光悦垣/元和年間、本阿弥光悦は、作陶、書道、彫刻等工芸にたずさわる縁者を集め芸術家村を営んだ。後、光悦寺となり、現在写真にあるような特徴ある垣根を中心とした庭園が公開されている。北区鷹峯光悦町。

 
 
 
 
 

船岡山よりの眺望

船岡山よりの眺望/船を伏せた形に似ていることより船岡山とされた。標高112m。平安京造営の基準点にされた。平安期には景勝地として『枕草子』にも出ている。後、葬送地となり、応仁の乱では戦略的要衝として山名氏の城砦が造られた。現在は公園となり、山上からは写真のように京都市街が一望出来る。北区紫野北船岡町。

 
 
 
 

上賀茂神社(かみがもじんじゃ)

上賀茂神社/「山城国風土記」に加茂川より流れ来た丹塗矢(にぬりのや)を持ち帰り懐妊した話があり、その母親が下鴨神社の祭神となり、その子が雷神として上賀茂神社に祀られている。5月15日の葵祭は有名。北区上賀茂本山。

 
 
 
 
 
 
 

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