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黄昏流星群 その後

全40巻
全40巻

先日、全40巻を読破しました。1巻から40巻まで並べたのが、この写真です(なかなか壮観です!)。物語は、だいたい1巻につき2話収録されていますが、3話のこともあるし、ストーリーが長い場合は1巻1話というのもあります。毎回、いろんなシチュエーションで展開しますが、主人公が40代から老人世代の男女であることに変りはありません(以前のブログで書いたとおりです)。そのテーマは、副題の英文タイトル、Like Shooting Stars in the Twilight(直訳:薄明かりの中の流星のように=私的訳:人生の終末を迎える時期に、一光の流星のごとく生じた恋愛物語)にあるように、男女の出会いが起す人間関係を表現しているようです。世代的に自分と同じなので、読んでいて非常に語の中に没入してしまいます。50代の男性の前にいきなり現われた美女、といったありえないようなパターンもありますが、よくあったのが、若い頃(高校時代など)に恋愛した男女が、事情により別々の人生を歩み、ある時に再会し、またあるときは一方が亡くなって、その思いが誰かに託されて届く、といったものです。まったく同じ内容ではありませんが、通して読んだ結果、時間経過によく似た物語が何作かありました(どれとどれ、というのは分かりませんが)。それでも毎回、わくわくしながら読みました。ほんと、面白かったです。

 

 

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