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30年ぶりの鞍馬の火祭り。

とりあえず単体の松明は見られたのでよしとしておきます。
とりあえず単体の松明は見られたのでよしとしておきます。

先週末の土曜日、京都市内は時折どしゃ降りの大雨で、時代祭は延期になりましたが、鞍馬の火祭りは例年のように決められた日時で決行されました。30年ほど前に一度行ったことはありましたが、長いこと行ってないので、ここはホームページへの掲載を目的に鞍馬へ写真を撮りに行ってみようと思い立ちました。雨天ではあったものの、外国人やら大勢の見物客で、京福電車、鞍馬駅は大混雑でした。午後6時を過ぎると鞍馬寺一帯の道路は、歩行者の一方通行になります。北行きの道(一方通行)は、町並や各家で焚かれる松明を見ながら進めるのですが、南向き(駅方面への帰り)は、山手の川沿いを通るコースになり、何も見られません(照明に照らされた樹木を見る程度です)。とりあえず、その方針に従って、6時過ぎから見学の行列に入りました。そして一巡目を終えて、まだ時間があったので二巡目に入ったのですが、ちょうど時刻は午後8時ごろでした。火祭りのメイン・イベント、各組の松明が一同に鞍馬寺の前に集結して、太鼓が鳴らされ、一番の盛り上がりを見せる、その時、私は山手川沿いコースに居りました。しかも松明集結で歩行者道路が中断する関係で、行列の動きが一旦止まり、私はまったく動けませんでした。町並の向こう側から、わずかに漏れる松明の明りと、太鼓の音だけがむなしく響きます。またどしゃ降りの雨のため、ぬかるんだ山道の泥水で靴は浸水、たぶん40分くらいは、何も見られない行列の中で、ただただ駅前の道路に出るのを待っておりました。やっと動いて駅前に出たときは、集結した松明が通り過ぎた後、鞍馬寺の前で燃え盛っていたのですが、誘導の警察官が「止まらないで!×∞」「駅はまっすぐ、見学は右手に進んで!」と言うもんですから、さすがに三巡目は無理(体力・精神力ともにめげてしまったので無理)と判断し、駅に向かいました。30年前に行った時は、けっこう道路沿いの茶店で、ワンカップを飲みながら見物できたのに、様変わりしたものだ、と思いました。土産に木の芽の佃煮と天狗のお面を買って帰宅いたしました。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    もりもり (木曜日, 27 10月 2011 16:54)

    鞍馬の火祭ねえ・・昔は確かにひとがすくなかったですね
    3年前に警備ということで、行った時は人が多いのに驚きました
    おっしゃるとおり、あの一方通行は、はたから見てもちょっと滑稽ですよね

    小さい地域なんであんまり人が入り込んでも、なんかねえ・・情緒がないというか・・でも、叡電が宣伝して儲けようとしているから、ああなるのは仕方ないですかね

    今になって太田さんの過去のブログを読ませてもらいました
    千北の角っこ、チファジャの前身は喫茶ファーストですね
    中年のおばさんが経営してたような・・二十歳前後のころ毎晩行ってました
    あと、東行って北側に杏林ていう変な喫茶店もね
    あと、ラーメン敦煌・・小学生の時に開店して、一杯10円セールしてて並んだ記憶が・・そのころは旨かったイメージがあったが、天一とか他の味を知ってから、食ったらめちゃまずかった覚えが・・

    あのころとは千北界隈も様変わりしましたね・・変わってないのは
    リーブルぐらい・・大新もか・・
    西北側にパープルというスナックご存じじゃないですか?
    あそこは私の遠い親戚でした

  • #2

    太田 (木曜日, 27 10月 2011 17:07)

    いつもコメントいただき恐縮です。
    千北の書かれているお店はすべて分かります。
    敦煌のラーメン、確かに味のインパクトには欠けますが、見栄えはなかなかボリュームがありましたよね。
    あと店主と奥さん(ロミ山田似の)がしょっちゅう喧嘩されていたのを覚えています。
    その後、とんかつ屋になってほどなくして、閉店、更地、100円パークだったか、カードローンだったかに現在なっていますね。

    パープルはずいぶん昔、入ったことがありました。酔っぱらっていたので記憶が定かでないのですが、現在も、店の名残があるような・・・。

    ほんと変わったところと変わらないところがありますね。

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