東農大の学園祭

学生は研究室ごとに揃いの上着を作っているようです
学生は研究室ごとに揃いの上着を作っているようです

先週末から2泊3日で、次男が在籍している神奈川県厚木市にある東京農業大学の学園祭(収穫祭)に行ってきました。よくテレビなどで取り上げられることが多い東農大の収穫祭は、まさに地域密着、研究・教育一環の学園祭だと思いました。長く大学に居ると、学園祭とはこんなもの(模擬店・文科系クラブ展示・ゲストコンサート・そして最近はお笑い系イベント)と思ってしまいます。そんなイメージが少し変るくらいのインパクトがありました。少なくとも京都市内にある大学の学園祭といえば、先述の要素があるだろうと思いますが、農大ではゲストコンサートなど派手なイベントはありません。また期間も2日間と短いような感じがします。そしてサークルや研究室の模擬店はあるものの、どちらかといえば、地域の人が来られる目的のひとつは無料の野菜配布のようです。花や植木なども市価よりも随分安く売っています。厚木キャンパス、世田谷キャンパス、北海道オホーツクキャンパスの合計3キャンパス合わせての収穫祭参加者数は、なんと、15万人以上と言われる所以です。そしてなにより感心したのは、収穫祭のメインは、日ごろの教育研究の活動(東農大では研究室、一般の大学で言えばゼミ)の教室での展示があることです。この展示は、主に3年生が中心となって、如何に見学に来た人たちにうまく研究内容を伝えるか、というところを工夫するのか、にあります。研究室の先生や4年生の先輩の指導のもと、すべての研究室が展示に取り組みます(つまり全員参加?ということになります!)。切花を長く生かせるには、甘いトマトの育成、美味しい牛肉の部位は、動物に癒されるセラピー、等々ユニークな研究内容が展示され、担当の学生が説明してくれます。野菜を求めて参加した地域の人たち、家族連れの人たちも、たくさん展示室を見学しますので、まるで昔経験した大阪万博のパビリオンを見るくらいの混雑です。これだけの人が見に来てくれるなら、展示のやりがいもあります。
例えば我が大学の場合(たぶん大多数の大学も)、学園祭に参加している学生はサークルなどに入っている学生、あるいは一部のゼミなどで、主に模擬店でいかに儲けるかにポイントが置かれます。そしてサークルなどに入っていない学生(全学の半数近く)は、休暇という捉え方で旅行に行ったり、帰省したりしているのが実態です。大学の教員も、よほど熱心なサークルの顧問とかで無いかぎり、やはり休暇という認識で、大学に来ることはありません。また学園祭期間にかこつけてゼミの合宿をする教員なども居て、要は、講義とは無関係という行事になっています(建前は別にして)。そういった、あたりまえのように思っていた学園祭のイメージが、今回、変ってしまいました。また大学の学園祭とは、ある意味こうあるべきなのかな、という印象を持ちました。夕方、有名な応援団による「大根踊り」も見ることが出来て、なかなか意義深い一日となりました(ちなみに東農大では入学時にすべての学生がこの大根踊りをレクチャーされるそうで、これもユニークな試みだと思います)。

通称「大根踊り」ですが正式名称は「青山ほとり」
通称「大根踊り」ですが正式名称は「青山ほとり」

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コメント: 1
  • #1

    もりもり (水曜日, 02 11月 2011 09:06)

    大根踊り・・
    東農大二高が甲子園に出た時、アルプススタンドで、応援団が踊ってましたね
    それで、私は知ってます
    ほとんどの人がそうではないでしょうか
    大学入学時にレクチャー・・てことは、学生は卒業生も含めて
    一応全員踊れるんだ・・すごい

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