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「最後尾」の看板嬢

写真写しながら、逆さになってますよ~と言いたい誘惑にかられました。
写真写しながら、逆さになってますよ~と言いたい誘惑にかられました。

 東京駅のコンコース、各線ホームへ通じる階段の合間に土産物コーナーが立ち並んでいます。通路の中央にも「東京バナナ」やら「ごまたまご」のコーナーがあって、そこそこのお客さんが集まっています。そんな情景の中で、いつも気になっているのが「最後尾」という看板を持った店員が必ずいるということです。最後尾と挙げるほどには、そんなに並んでいないのになぁ、と思う程度であっても、必ず居る、ということです。
 ウインドウズの新しいOSが出た、プレステの新しい機種が出た、で、発売は○○の店頭、朝10時から、という場合、当然早朝から、あるいは前日から、その店に続く道路から始まり角のタバコ屋を経由して、延々と人の列が続く、そういうことは、よくテレビのニュース映像で流れるパターンです。この場合は「最後尾」の看板が上がってないと、適当な切れ目から割り込む人もいるだろうし、また最後に並んだ人がどこにいるのかわからないときもあります(特に蛇行させて何重にもS字している場合など)。
 それらの切実な最後尾探しに比べると「東京駅の最後尾」は、ちょっと違います。特に最後尾を誰かに教えてもらわなくても、なんとなく並んでいる人の後ろに続けばいいのだし、場合によっては、まぁ急いでいるときなどは、店員さんと、いかに目を合わして、隣の客よりも早く注文を取り付けるか、といった駆け引きの醍醐味もあります。
ならば、なぜあんなにたくさんの店員さんが最後尾の看板を揚げているのでしょう。結局のところ、その商品を売るためのPR、雰囲気作り、販売促進、といったところでしょう、たぶん。そのあかしに本日見た最後尾「嬢」は、なんと文字を逆さまに揚げているではありませんか!文字が読める読めない逆さま・・・・ということは関係ないのです。最後尾的雰囲気、この商品はこんな看板出すくらい人気ありそう、そんな雰囲気になれば良い、ということでしょう。
 しばらく眺めていましたが、もう一人の最後尾嬢と、冗談いいながら笑っているし、その最後尾嬢も逆さまを注意するでもなく・・・・。まさか故意に逆さまにしているんじゃないでしょうね?
 今日は、フェイスブックに載せた記事を掲載しました。

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