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小西達也さんの51歳のコンサート

先日のコンサートは、小西さんの誕生日(6/27)に行なわれました(51歳です)。普通、人に来てもらおうと思ったら土曜日とか日曜日にするものですが、わざわざ、平日にしたことについては、公演の中で話しておられましたので、ここで紹介します。下記プロフィールにもあるように、彼が車イスで生活しているのは、生まれたときに「先天性骨形成不全症」という病気だったからです。多くは、生まれた直後や数年で生涯を終わってしまうそうです。その病気を研究している学者が統計を取った結果、平均寿命は50歳なのだそうです。普通に長生きする人もいるし、また出生直後に亡くなる赤ちゃんもいるので、50歳で急にどうこうなる、というものでもないようです。しかし、彼は、そのことを受けとめ、早逝した子供たちの分まで生きて歌いたい、しかも平均寿命といわれる50歳の誕生日に、と考えたのです。その日は、昨年の6月27日だったので、会場の確保・スタッフの手配なども進めていたのですが、開催の数か月前に、ささいなことで車イスから落下し、骨折し入院、激痛の2ヶ月を送ったのです。そして、どうしても50歳のうちに行ないたいと思い、骨折が完治した昨年秋に、次のコンサートの準備に入ったそうです。しかし、これまた不運に遭遇、老人の運転する車の暴走(ブレーキとアクセルの踏み間違い)で車イスごと跳ね飛ばされ、ふたたび病院暮らしになってしまったのです。それで、普通の状態に戻った今春、再奮起し、1年遅れになってしまったけれど、やはり誕生日に開催しようということになったのです。その精神力の強さに驚きます。
私とは、彼が学生時代最後の記念として京都駅南にあるアパンティホール(現在は龍谷大の所有ホール)でジョイントコンサートをした時からの付き合いです。彼の学生時代、その4年間を過ごしていた「知恩寮」にはよく遊びに行きました。卒業後も、自主制作のCD作ったとか、今度イベントあります、とか連絡はあったのですが、今回は、ぜひとも行ってみたい、という気持ちになり、はるばると片道3時間のドライブをして行ったわけです(行ってみて上述の「訳ありコンサート」だったことが分かりホント良かったです)。久しぶりに小西さんの歌と漫談(これまで数千回の講演を全国の学校等でやっているので話は上手です)を堪能いたしました。
コンサート開演中の写真撮影は、ご遠慮くださいとMCがあったので、この写真は終わった直後の花束贈呈の様子です。

 

 

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