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ヘビメタの藤本君、あっぱれ!

このジャケットは、1980年代に活躍したヘビィメタルバンド・X-rayというバントのレコード(CD)です。私の音楽的な嗜好からすれば、普通持っていないレコードではありますが、このバンドのボーカルをしていた藤本さんは、何をかくそう我が大学のOBです。ちょうど私が大学に奉職して数年後の頃、彼は我が大学の軽音楽部の部長をしていました。
軽音のボックスは、昔、男子寮として使っていた建物を改装してボックス棟にしたところにありました。ちょうど彼が部長をしていた時、立て続けに楽器の盗難事件があり、その時の部長の藤本さんは、被害の状況やその後の対応などでたびたび学生課を訪ねてくれ、それに対応したのが、大学に奉職して間もない頃の学生課職員だった私、というわけです。その後、彼は、関西のアマチュアバンドのコンテストなどで優勝したり、頭角をあらわす存在となりました。卒業後、数年して、このX-rayというバンドでデビューしたのです。

数日前に、大学職員を退職され、自坊と大学の同窓会京都支部をとりまとめておられる方から、フェイスブックを通じて友達申請があり、その関係で、友達の友達ということで、私のフェイスブックのウォールに「知り合いかも?」という候補の中にあったのがX-rayの藤本さんでした。それで「私を覚えていますか?」というメッセージを送り、その後すぐに「学生課のオオタ、覚えています!!」ということとなり、晴れて「友達」となりました。
そして、メッセージのやり取りの中で、なんと、藤本さんの奥様は、同じ軽音の部員だったことも知りました。彼が軽音の部長をしている時、いつも彼の傍に一緒に居た、小柄でコケティッシュな女の子(私は、なぜかよく覚えていました)、その彼女が、現在の奥様であることも分かりました。
私は、芸能界のことに詳しいわけではありませんが、卒業当時、彼は、ヘビィメタルという、ややマニアックなジャンルではあったものの、メジャーデビューをしたわけです(今でいうアイドルです!)。アルバムもベスト盤などを含み10枚くらいは出していたと思います。当然、女性ファンなども、多く居たと思います。またその手の熱狂的なファンなども、好むと好まざるにかかわらず、いろいろあったと推測するのです。僕が彼の立場だったら、そんな環境に溺れ、人気とステータスをいいことに、あらぬ方向へ突き進んでいたことでしょう(どんな方向や?)。
それが、なんと、学生時代に付き合っていた彼女と卒業後に結婚・・・・、芸能界とかに進まなくても、普通、そんな「純な」結末は、10分の1くらいの確立です。芸能界に入った人なら、100分の1くらいのものです(今時よくあるではないですか、アイドルが人気が出た途端に昔の付き合っていた元カレを捨てたっていう話)。
実際のことはよくわかりません、藤本さんは「奥様の尻に敷かれている」という情報も聞きますが、それにつけても、学生時代の彼女と結婚・・・、なんて素晴らしいんでしょう。
私は彼の音楽性がどうなった、どう向上したのか、について、そんなに興味があるわけではありませんが、以上の経緯だけでも、なんだかとっても「素敵な話」だなぁ、と思うのです。
彼は、現在、東京で音楽学校の講師をしつつ、バンド活動などもしているみたいです。フェイスブックって、こんな楽しいこともあるんだな(プラスなこともあるんだな)、と、つくづく思います。

 

 

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