彦根で出会った女性

大正14年生まれのおばあさん
大正14年生まれのおばあさん

本日は、日曜出勤の振り替えのお休みでした。思い立って、滋賀県彦根市へ行ってきました。メインは彦根城の撮影、紅葉などの写真を撮ることでしたが、もうひとつありました。滋賀県にはヴォーリーズの建物が多く、彦根にも近代的な建築物がけっこう残っています。そのあたりの写真も撮れれば、と思って、出かけました。平日の朝8時ごろに、京都駅から上り(米原方面行き)の電車に乗る機会もあまりないので、なんだか新鮮な気分で向かいました(以前に同じ職場でパートされていた女性にバッタリ会いました)。

 

彦根城と付設の博物館、あと玄宮園(日本庭園)などを見学して、いよいよ彦根の町中に繰り出しました。彦根城の北側には、もと彦根高等商業学校の講堂(現在は滋賀大学)があり、その近くにはヴォーリーズ設計の建物もありました。城下町とはいえ、なかなか広範囲の場所に点在しているので、かなり疲れました。そんな時に俳遊館という建物にたどり着いたのです。そこは彦根と縁のある俳人の作品などが展示した簡素な施設です。一応、観光客に開放された(入館無料)施設にはなっていますが、実際は地元のお年寄りなどが集まってきて俳句を作って楽しむ、同好会の拠点、という雰囲気です。私は俳句にはあまり興味はなかったので、さらっと見学し、受付の方に軽く挨拶して帰ろうとしたら、椅子に座っておられたお年寄りから声をかけられました。「俳句に興味あるの?」と。それで「いえ、私はこの建物が昔、銀行だったので、その写真を撮りにきたのです」と応えました。それから、そのおばあさんは、私にいろいろと教えてくれます(聞けば大正生まれの90歳の女性、うっすらお化粧をされていて、何歳になっても美を追求している姿勢にほほえましく思いました)。「昔の建物やったら、この前の道をまっすぐ行って・・・△△の横にあるよ」と、そして「彦根は城下町だったので、昔は、いろんな職人の名前の付いた地名があったけど、みんな町名を変えてしもうて・・・あれはあかんな」と、歴史地理的には核心をつくような話もしておられました。また私の大学名を言ったら、「ああ、その近くにある京都産業大学の初代の学長は知り合いや(天文学者の荒木俊馬さんのこと)」と教えてくれたり、私の名前を聞いて(漢字を見て)、「あんた画数がいいな、私は姓名判断もできるんやで」と、嬉しいことを言ってくださいます。それで、私が「おばあさん、ちょっと一緒に写真撮ってもらっていいですか」って言いましたら(私は傍に立って写してもらおうと思っていたのですが)、今座っておられる椅子から体をずらして「ここに座り」と言って撮ったのが、この写真です。そのあと住所を交換して、また写真を送ります、と言って俳遊館を去りました。今日は、なんだかいい日だったなぁ。

 

 

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矢野絢子

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