今日は、我が大学にとって、その発展の礎を作った人、といっても過言ではない水谷幸正先生の葬儀の日でした。私が大学4年の時に、職員採用試験を受けた際、数名の面接官の一人(当時は事務局長)であり、その時「君の成績悪いね、あっ、間違った、次の人だった、君は成績いいねぇ」と評価していただいたのを、40年近く経った今でも記憶しています。その後、先生は学長になられ、法人の理事長や、浄土宗宗務総長などを長く務められたのです。私とは採用面接以降、ほとんど接点はありませんでした。しかし教職員に対しての式典での挨拶や、出版物に書かれたメッセージのインパクト(影響力)は、とても大きいものでした。
本日の昼過ぎ、その先生の棺を乗せた車が、大学キャンパスの通路を通過しました。多くの教職員が合掌する中、先生を乗せた車は、静かに通り過ぎました(この写真の通路を手前から奥に通過したのです)。「私が今あるのは、先生のおかげです」と、お礼の言葉を思い浮かべ、合掌しました。
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