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中古レコードの太陽

昨日、京都市美術館で開催のバルテュス展(夢見るテレーズ)の帰り道、ぶらぶら東山通りに向いて歩いていて、北方向の東山二条バス停に懐かしい中古レコード店を見つけました(「太陽」・・・昔と同じ名前です)。ここは本当に(アナログの)レコードばかりを扱っています。20~30年前になるでしょうか、アナログレコードがCDにとってかわって以降(そして今やネットでダウンロードの時代となっても)このようなお店が、今も続いていることに驚き、また、そのことが嬉しくなり、とりあえず入店しました。帰りの時間もあったので、シングル盤中心に、ざざっとチェックしました。けっこうレアなレコードも多くありましたが、昨日は、200円のものを(計5枚)購入しました。

 

まずは黛ジュンさんです、在庫の列には大ヒット曲「恋のハレルヤ」もありましたが、私は、この「霧のかなたに」をピックアップしました(ハレルヤも好きは好きですが霧のかなたの誘惑に負けました)。黛さんの枯れた声で切ないメロディを歌い上げている曲です(だったと思います)。「あいしながらわかれた~」っていうところを覚えています。

 

あとジローズとシューベルツの2枚は、杉田二郎のボーカルで「青春の分かれ道」「白い鳥にのって」「戦争を知らない子供たち」などが入っています。昔、ギターを始めた頃に「太田君って杉田二郎の声に似てるやん」と女子に言われたことを真に受けて、毎日のように歌っていたことを思い出して購入。

 

ちゃんちゃこというグループは、私の友人(彼は亀岡に住んでましたけど京都市内にある山城高校に行ってました)の同級生・友達(その友人は友達である「ちゃんちゃこ」の話はあまりしませんでしたが、同じ軽音部に所属していた後輩の尾崎亜美さんのことはよく自慢していました)だったということで購入しました。が、私と彼らの間に面識はありません。まぁ、京都出身ということでピックアップしました。ちなみに、このシングル「黄色いカラス」は、その前に少しヒット(関西中心)した「空飛ぶクジラ」の第2弾のようです。今だったら、ちょっと引いてしまうような曲名ですね。

 

「坊や大きくならないで」は、マイケルズという男性3人編成のフォークグループです。深夜放送の「今月の歌」みたいなので、よく聴いていました。懐かしかったのでピックアップしました。

 

購入した際に、私から「この店、昔からやってはりますね」って話をふりましたら、店主は「そうですねん、もう30年以上やってるんですわ」「アナログレコードはいいもんでっしゃろ」って返答していただきました。調子に乗って、さらに私は、「昔、私、となりの予備校に通ってましてん」って続けたら、店主は、さらにフレンドリーになってきて、「あぁ、あそこ、食堂のあった時代やね」と返してこられました。私は、とっさに、当時食堂があったかなかったかが思い出せないものの、この雰囲気を壊してはいけないと思い「そうでしたね」なんて、いいかげんな返答して、少しあわててしまいました(笑)。歳とると、誰とでも気軽に話しが出来るのは、ありがたいことです(が、自身がそれだけ図々しくなっているってことなのでしょう)。  >>FBより。

 

 

 

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