ビジョンダンマークの解体

昨日の京都新聞の記事に、京丹波町にある建物、ビジョンダンマークが今年度末に解体されることが載っていました。今から25年前、1992年にスペインで開催されたセビリア万博の「デンマーク館」を京丹波町が10億円で購入、移築したものの用途が定まらず、10年ほど前より老朽化が加速、この度の解体決定となったようです。

 

私は、これまでも何度となく福知山方面に出掛ける際、クルマを運転していて、通過する9号線沿いから垣間見えるこの建物、そのユニークさから結構気にはなっていました。風聞で、どこかのパビリオンだったとの認知度はありましたが、活用されている様子に遭遇したことは無く(知らないだけかもしれませんが)、何に使っているんだろうなぁ、とりあえず町のシンボルにしてるのかなぁ、などと疑問に思っていました。今回の新聞記事によれば、かつて財津和夫さんのコンサートもあったようで、移築当初は、結構注目されていたのだと思われます。が、残念なことに、その後の活用法に、これといったアイデアが出ず、最後は役所の物置として使われていた様子。悪いことに2004年の鳥インフルエンザの発生と隠ぺい事件で京丹波町にマイナスのイメージが生じるようになり、その風評を取り除かんと、このビジョンダンマークの壁面にも食の安全をPRする広告をペイントしたようです・・・が、今はその広告も薄汚れ見えにくくなり、かえって景観を損ねているように思えます(この広告のペイントで建物のイメージはずいぶん変化したように感じます、ある意味、芸術作品に手を加えていることとなり、文化的なセンスを問われかねません)。

 

せっかく高いお金で購入したのに、町の人の利用も叶わず、また周辺地域での認知度も低く、皮肉にも今回の新聞記事によって久々に脚光を浴びた建物です。一過性の博覧会パビリオンであったかもしれませんが、スペインを舞台にしたオランダのユニークな展示館、その設計者(あるいはオランダの関係者)は、今どんな思いでいるのか、この事態を知っているのか、少し気になるところです。

 

 

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矢野絢子

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