山折哲雄「定年と第二の人生」講演会

本日、ガレリアかめおか2階大広間にて第79回コレージュ・ド・カメオカがありました。講師は宗教学者の山折哲雄先生、「定年と第二の人生」という演題でした。講師の知名度もあるし、自身の境遇の参考にもなるのかと思い、聴きにいってきました。

 

この講演を知った時に、あの山折先生が「第二の人生」をどう語るのだろうかと期待していましたところ、やはりというのか、ありきたりの人生論ではなく、ある意味、過激な「第二の人生」を話されました。まず人生を古代インドの考えを引用して、四住期という四分類の話を出されました。一つ目は「学生期(がくしょうき)」、学びの時期のことです。次に「家住期(かじゅうき)」、結婚して家庭を持って暮らすことです。一つ飛ばして、四つ目は「遊行期(ゆぎょうき)」、これは釈迦とか仙人のような方、俗世間を離れ、世に出て人々を救う時期というものです。今回の演題で言おうとしているのは三番目「林住期(りんじゅうき)」でした。林(森)に住む、つまり家を出て(出家して)旅をし、勝手気ままに、本当にやりたいことを一年でも十年でもやるということだと解釈しました。その代表格の歴史上の人物として、西行法師と松尾芭蕉を出されました。二人とも若くして出家して、旅に出て、俗人と交わり、時々は家に帰り家族と会う、そしてまた旅に出る、ということを実践し、和歌・俳句を残している、と説明されました。はっきりと言われませんでしたが、定年後の第二の人生は、「家住期」を終え、「林住期」を目指せ、というところのようです。しかしながら我々凡人には、西行や芭蕉のようには、なかなか出来ません、とっても過激ですね。

 

今回の講演会は一時間余りの短い時間でしたので、演題に沿った深い話というよりも、インドの四住期の話、俳句のリズムが人生を活性化する話、亀岡市も中高生を対象として来年度から歌会始めをしてはどうかとう提案、等々と、あれこれと脱線ぎみのところで終了してしまいました。やや消化不良、物足りなさはありましたが、生き方、心の持ち様、健康、といった人間の普遍的な価値観を教えられて、とても勉強になりました。林住期が臨終期にならず、遊行期にまで行ければ、こんな素晴らしいことはありません。

 

 

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