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今和次郎『民家』

アマゾンから今和次郎『日本の民家』が届きました。先日参加した亀岡の町屋巡りの講座に参加した際、講師の先生が「これは今和次郎の名著です」と紹介されていたので気になっていたのです。

 

今和次郎は「考現学」の提唱者です。「考古学」に対して「現代を知る」という意味で付けられた造語です。この流れになる前、美術学校を出て、非凡なスケッチ、画才を見込まれて、大正~昭和にかけて、御大、柳田國男の下で全国の民家を訪ね歩いた、その成果の一部が、この『日本の民家』です。

 

全国の民家のスケッチ、その解説が書かれていますが、今和次郎の描く対象は家屋全体の姿に止まりません、付設する施設・井戸や小屋、便所、さらに囲炉裏、民具などが細かく描写されているのです。解説文も書かれていますが、読むというより見る本だと感じました。文庫本ではなく、もう少し大きな紙面で見たいものです。

 

 

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