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夏休み子ども科学電話相談

自宅の柿の木にとまっているセミ 2018.8.2.
自宅の柿の木にとまっているセミ 2018.8.2.

 夏休みになると、NHKのラジオでは「子ども科学電話相談」という番組が放送されています。ああ子供向けの番組か、という向きもあるでしょうが、私は結構この番組が好きです。昆虫や恐竜や天体などの分野で、子どもからの電話質問に、それぞれ専門の先生方(大方は大学教授)が答える、という内容です。子供向け番組といっても侮ることなかれ、我々も知らない話も多いし、時に突拍子もないストレートな「子ども」からの質問に、先生(大人)が分かるように説明する、その説明の持っていきようが絶妙なものがあって面白いのです。あと、この子は天才か、と思うような少年も登場します。

 

 先日も草刈りしながら、携帯用ラジオをイヤホンつけて聞いていました。昆虫好きの小学4年生の少年からの質問「昆虫には心はあるんですか?」という質問でした。司会のアナウンサーが、すかさず「なんでこの質問しようと思ったの?」と間をとりました、少年は「学校の先生が昆虫には心がないと言っていたので」「僕も心は無いと思います」との返事でした。恐らく、この少年は、担任の先生の「心は無い」という説明に納得しながらも、少し疑問を持ち、ラジオの先生にも確かめてみよう(多分に親が勧めているとは思いますが)、ということになったのでしょう。

 

 番組の質問担当の先生は少年に質問しながら段階を踏んで説明します。「心というのはどういうものでしょう」「悲しいとかうれしいというのは動物にもあります」「家に動物いるかな」「心というのは脳の働きの一部です」・・・「先生は心があると思います」との回答でした。そして、その少年も嬉しそうに「僕も心があると思います」と応えていました。

 

 

 余談ですが、この回答者の中の恐竜担当、北海道大学の小林先生の研究室の学生の中には、小学生の時に、この番組のファンだった学生がいるそうです。長いこと続いているんですね。

 

 

 

 

NHK 夏休み子ども科学電話相談

 

 

 

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