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CDの行く末

 いわゆるCD、コンパクトディスクが音楽業界に登場して約40年ほどになります(1980年代初頭に普及)。またCDの普及と、パソコンや携帯端末の進化によって、音楽をダウンロードして、データを買う、ということも盛んになりましたが、現在時点においては、そのCDの売り上げ、ダウロード数、ともに振るわず、基本、音楽ソースは個体であろとデータであろうと、自分では所有せずに、インターネットを通じて、音楽配信業者のサイトからストリーミング再生をして楽しむ、という人が増えているそうです。そして一方で、アナログレコードが再注目され、こちらの売り上げ(新譜・中古)も上向きなんだとか。

 

 アナログレコードのほうは、これは聴くための道具(レコードプレーヤーとアンプ・スピーカー)が必要なので、いくら「再注目」といっても限られた人だけになるでしょう。一方のストリーミングは、聞きなれない言葉ではありますが、ごくごく身近に、ユーチューブやニコニコ動画などを見聞きしているでしょうし、アマゾンミュージック、スポーティファイ、アップルミュージック・・・・等々、百家争鳴状態だと思われます。

 

 私もアマゾンミュージックを利用していますが、けっこうマニアックなブルースやロックのアルバムが、全曲アルバム通りに聴くことができます。気に入ったら、それにお気に入りにマークをして、いつでも即座に聴けます。それらアルバム点数だけでも、恐らく何万枚というレベルでしょう、自分がCDとして所有しているアルバムなどもたくさん重複しているのですが、それでも、お気に入りに登録して聴いております(昔、アナログレコードを袋から出してターンテーブルに乗せ、終わったら、また仕舞う、としていたのが、CDの時代になり、ただ入れるだけで音が出る、なんと便利になったかと喜んだものですが、今では、その操作さえも面倒になってきているのです、堕落しています・・・)。

 

 こうなれば、世の流れはストリーミング再生が主流、人々は、既に所有している個体物のCDなどは、じゃまになるので廃棄してしまう、ということになるんでしょう。実際、そのような傾向にあるといいます。この現状について、本日、たまたま見たブログ(下記に引用)にあるように、それでもCDを持ち続ける、という人もいますし、私も、これだけ集めた以上は、アマゾンでいくら同じアルバムが聞ける状態であっても、個体として、ライブラリーとして、保存し、時々は、探索しつつ新たな良曲を発見する楽しみ(注・ほんとうにCDの棚を見る度に「こんなアルバム、こんな名曲あったんかいな?」と驚き喜ぶことしきりなんです)を持ち続けたいと考えております。

 

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音楽を所有する時代が終焉すると、困る

 

 

 

 

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