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ブックオフでピッピしている人

 ブックオフ行って、明らかに店員さんと違う人が、バーコードリーダーみたいな機械使ってピッピピッピやってる人を見たことありませんか?しかも、そばに買い物カゴ置いて無造作に本を投げ入れて、いっぱいにしてる人。

 最初、これは本社から派遣された人が、棚卸しやってるんだ、と思っていたのですが、たまたま「ブックオフ、ピッピ」で検索したら、分かりました!その人の正体が!。

 

 まったくの店とは無関係な人で、そもそもいろんな本には、それなりの価値があるところ、ブックオフでは、その中身よりも汚れ、美しさ、などの外形的なところで値段を決めていて、それらの中には、値段以上の価値のある本もあり、その人たちは、バーコードリーダーで、本当の値打ちがある本だけをピックアップして、利ざやを稼いでいる、プロの売人、店側も把握しているものの、買ってくれるのだから放置している状態なんだそうです。怖くなってきた。

 

 このバイヤーの存在を知るまでは、その人たちが、あまりにも堂々と、他の客のことなど気にせず、むしろ「じゃまだ、どけどけ!」くらいの図々しさでやっているので、てっきり、ブックオフ本社から派遣されている棚卸(たなおろし)の請負人、ブックオフの依頼を受けて値段の現状維持か108円に格下げするかをチェックするアルバイト・・・程度の認識しかなかったのです。が、数か月前、京都市内の岩倉にあるブックオフに行った際に、いつものように、その人を見たのです、その人達、といってもいいかと思います。小柄な男の人が、脚立に乗って、本棚の端からピッピピッピ、やっていたわけですが、その傍には、ベビーカーに乗せた赤ちゃんをあやしつつ、ピッピの人の差し出す本をカゴに入れてお手伝いをしているお母さん(若いママ)がいたんです。しばらく手伝いしつつも、赤ちゃんが泣きだすと、そちらの方も気遣いつつ、夫婦?そろって作業をしていました。そんな光景を見ていると、これまで抱いていた認識に疑問符???が点灯しました。どういうこと?家族でやってんの・・・?等々

 

 帰宅してさっそくヤフーで「ブックオフ・ピッピ」で検索して、その人たちがビジネスとしてやっていることが分かったわけです。年金暮らしの私が平日の昼間にブックオフでブラブラ物色しているのは、まぁいいとしましょう(アカンアカン→心の声)。けど、平日昼間っから乳飲み子抱えた若夫婦が必死の連携プレーしてるって、旦那は定職ないんか?、とか、それほど儲かるんか、いやいや利ざや、いっても、たかが本、数十円から数百円の世界でしょう、赤ちゃんのミルク代とか大丈夫かいな、生活できとるんかいな、・・・といろいろ考えてしまいます。赤ちゃんやママの為にも、若いお父さんには、もっちょっと安定した仕事をしてもらいたい、そんなこと感じております。

 

 

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