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農作業と労働交換

 我が町では、現在、秋の穫り入れが行われています。亀岡市内の中では、比較的早いほうですが、気候の違いによるものでしょうが、同市内、河原林町・保津町あたりは、来月にかけての風景となっています。

 

 収穫までの各段階における農作業は、かつて機械化される前は、人の手で行われていました。もちろんスタートとなる田植え作業もそうです。そのほか、草取り作業なども真夏時の過酷な作業でした。それらの作業を少しでも緩和するために、地域の違う親類・縁者などが、相互に労働提供をしていました。人だけで行うわけですから、人は多いほど良いわけです。

 

 これらの労働交換・共同作業については、民俗学の用語で「ゆい」「もやい」「てまがえ」「ゆいまーる」などという名称でいわれています。現在、機械化されて少人数、一家庭だけで行われている状況からすれば、地域や人同士のつながりが強固であった時代は、つらく、しんどい時代ではありましたが、ある意味、良好な社会関係(人間関係)があったと言えるのではないでしょうか。

 

 

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