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永遠の生命

先週、BSの番組を録画していて本日、興味深く視聴しました。

 

生物としてのヒトを構成している細胞のDNAの先端にはテロメアという物質がくっついていて、年齢とともに、その物質は小さくなり、最終的には消滅して、細胞はそれ以上増殖することなく老化→死へと進むのだそうです(いわゆる「命のロウソク」という存在)。ただし生殖細胞のテロメアだけは無くならない唯一の細胞で、その生殖細胞という永遠の命を運ぶのが、我々の体(いわば乗り物=有限)ということのようです。

 

この法則に従えば、人間も、産卵した後に死ぬシャケのように、子供を産んだ後、遅かれ早かれ死んでしまうことになるわけですが、すべての動物の中ではヒトだけが、生殖期間を過ぎても生き長らえる存在なのだそうです。それは、自身の残した永遠の生殖細胞を、より長く永続させるために「育児」「教育」「文化の継承」などを果たす必要があるからです。

 

死は怖いですが、生物学的な死のシステムを知ることで、少し理屈としては理解できたような気がします。

 

再放送は来週の月曜日です。

 

 

ヒューマニエンス 40億年のたくらみ

 

 

 

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