· 

みずほ銀行のATM障害

みずほ銀行京都中央支店(2012.12.撮)
みずほ銀行京都中央支店(2012.12.撮)

 昨年の1月からスタートしたNHK大河ドラマ「麒麟が来る」は、新型コロナウィルス感染拡大により昨年6月から約3か月間、放映が中断し9月から再スタートしました。そのため例年のように12月での完了とはならず、年越し後の2月7日(日曜日)に「光秀は生きている・・・」という余韻を残して終了したことは記憶に新しいですね。そして3週間後の2月28日(日曜日)、徳川家康に扮した北大路欣也のナレーションで新しい大河ドラマ「晴天を衝け」が始まりました。舞台は渋沢栄一の生家である埼玉県深谷市血洗島、どうせ亀岡市とは関係ないし、と思いつつ、栄一の孫はアチックミュージアムの渋沢敬三(民俗学者)だし、とりあえず観ておりました。すると開始早々、ニュース速報で「みずほ銀行でATM障害・・・」のテロップ、みずほ銀行の前身は、この番組の主人公、渋沢栄一が創設した日本で初の第一国立銀行、一瞬、明智光秀の呪いか、いやいや亀岡市民の怨念か、と思ったものでした。

 

 あれから4ヶ月、そのATM障害の原因を究明すべく取り組んだ第三者委員会の報告書が昨日あたりの新聞、ネットニュースに掲載されております。時間を2月28日に巻き戻します。最初のATM障害が検知されたのが、朝の9時50分、担当者がこの影響が重大事故ではなく、重大から「3段階下」の内容だと銀行内にメール通知したのが午後0時半(ちょっと認識不足か?、最初の発生から2時間半後)、そして銀行があたふしている間、世の中はSNSなどで「銀行カードが吸い込まれた!」「お金が出せない」といった書き込みが拡散し、みずほグループの頭取(いちばんえらい人)は、銀行内からの連絡よりも早くネットで事実を把握した(それでも午後1時半ごろ、半日も経過してます)、というのがその報告書の内容でした。さらに第三者委員会は「システム自体に欠陥はなく、運用する人為的側面に要因があった。有事に自分の責任問題となるリスクを避けるため、積極的に声を上げることをためらいがちな企業風土が根底にある」としています。

 

 そんなものかとニュース(ヤフー)を読みつつ、記事の下の方の読者コメント欄の一人の方の内容をみて、妙に納得しました。

 

その人は、当日お金を下そうとして、ATMカードが吸い込まれて出てこなかったらしく、その時点で、銀行に電話したりしたそうですが、つながらず、翌日になって銀行へカードを取りにいったそうです。銀行員に「昨日は何故誰も対応しなかったのか?」と尋ねた際「昨日は日曜日で銀行はお休みでした、何かあった場合はガードマンが対応します」という返答だったそうです(ネットの投稿のことゆえ真偽のほどはわかりません)。

 

 

Starting of travel

▼駅のページ 旅の始まり

JR嵯峨野線の駅 他
JR嵯峨野線の駅 他

私への個別メッセージ

こちらへどうぞ

↑公開されません

直接E-mailで届きます。
他の方にも公開してもよい内容なら↓掲示板へ。

ホーム へ戻る