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GIBIER du MARI 夏木マリ

夏木マリさんといえば我々世代には「絹の靴下」のヒットでお色気歌手という印象があります。最近ではNHKの朝ドラ「おかえりモネ」で個性的な脇役で存在感を出され活躍されています。その夏木さんのバンド「GIBIER du MARI(ジビエ・ドゥ・マリ)」というのがあって、ブルースバンドという肩書きがあることを知りまして、それならとブックオフオンラインで中古CDを検索したところ、その名も『GIBIER du MARI [CD+DVD]』というアルバムが300円でありまして、さっそくポチッと。本日、ブックオフ亀岡店に到着しているとの連絡があり、買ってきました(店への配達なら送料無し・便利です)。

ついでに夏木マリさんをネット検索すると、ウィキには、デビュー時にジャニス・ジョプリンのような歌手を目指していたところ、会社側はアイドル歌手路線でデビューさせたそうです。結局、ヒットせず、キャバレーまわりをして下積み時代、その後「絹の靴下」のヒットとなるようです(ジャニスを目指していたようなので、いくらヒットしたからといっても、きっと不本意だったことでしょうね)。

 

そしてこの『GIBIER du MARI』のアルバムには、しっかりとジャニス・ジョプリンのカバー曲が、夏木マリさんの訳詞で数曲入っております。本当は若い頃から、こんな曲を歌いたかったんだろうな、と思いつつ聴いております。ボーカリストとして上手い部類ではありますが、同じマリさんでも金子マリさんなどと比べてしまうと、(ブルースやソウルシンガーとしては)見劣りするかもしれません。役者としての発声法なども影響しているのかもしれません。

 

ところが曲を聴いていて、なんだかバックの演奏クオリティがすごく高いんです。よくよく見ると、メンバーは、それぞれブルース界隈で活躍されてる錚々たる面々です。

パーカッションはご主人でもある斎藤ノブさん、メジャーなアーティストのアルバムに多くクレジットされています。ギターはichiroさん、ブルースギタリストとして多くのバンドとセッションされています。ドラムの樋口さんは、竹田和夫のクリエイションのメンバー、ベースの高橋さんは、三宅伸治さんのバンドで活躍中。キーボードの久米さんは、もとプリズムのメンバー。どおりで演奏の方に意識が向くはずです。「GIBIER du MARI」は、他にもアルバムを出しているようなので、またチェックしておきましょう(→中古市場ですが)。

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