昨夜、NHKの「逆転人生」(南海キャンディーズの山里さんと、歴史に詳しい杉浦アナの司会)に、大木トオルさんが出演することを、友人からの情報で知り、しっかり視聴いたしました。少年時代に挫折しかけた人生を、愛犬とラジオから流れるブルースミュージックで救われ、ミュージシャンの道へ。渡米して人種差別に悩まされましたが、音楽仲間に支えられて実力を磨き、大物ミュージシャンと共演するまでになられました。帰国後、セラピードッグの養成に尽力してこられた現在の様子などが語られておりました。
私がブルースミュージックに目覚めたのは大学生の頃、コンサートやライブハウスが契機となり、憂歌団・ブレイクダウン・上田正樹・・・と、関西で活躍するアーティストくらいしか知りませんでした。その後、雑誌だったかに、アメリカで活躍する(東京出身の)日本人ブルースマンが、本場のミュージシャンをしたがえてアルバムを制作したというニュースを見て、すぐに十字屋へ買いにいきました(アルバム『マンハッタンミッドナイト』)。その後、1992年、京都四条寺町の都雅都雅で凱旋ライブがあるというので、そのアルバムを持参し、ライブ終了後に大木トオルさんにサインをしてもらったことを思い出します(30年ほどまえ・この写真です・私も若いです・あんまり変わらないか?)。
当時はまだLPレコードの時代で、何枚か集めました。またCDも、その後に入手して、結構なアルバムを持っております。また渡米してビックになるまでの自伝が書籍化され(『伝説のイエローブルース』)その苦労話やら成功譚の内容に感動したことが思い出されます。
昨日の番組では、ブルースミュージシャンとしての経歴も紹介されていましたが、セラピードッグ養成や殺処分される犬の保護などが多く紹介されていました。「逆転人生」の再放送もあるかと思いますので、昨夜見なかった方はぜひ見てください。