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渋滞の思い出と蕎麦屋

京都縦貫道(昭和63年に9号線バイパスとして整備・以降有料道路に)が出来るまでは、亀岡から京都市内へ行くには、国道9号線しかありませんでした。そのため、毎日毎日、国道9号線は大渋滞、特に老いの坂峠付近では、車の長蛇の列が常態化していました。混雑時でなければ亀岡から京都市内へ30分程度で行けるのに、当時は1時間~1時間半くらいかかる道のりでした(朝夕の混雑時)。少しでも早く行きたい人は、遠回りにはなりますが、亀岡から一旦北方向、現在の南丹市八木町神吉から京都市右京区越畑、愛宕神社参拝道口、柚子で有名な水尾を経由して、保津峡駅の吊り橋の側を通り、嵯峨鳥居本へ抜ける道路です。それを実行している人は「9号線で行くより30分は短縮できる」とか言ってましたが、遠回りする時間と距離(ガソリン代)、狭い道をすり抜ける危険度(離合は困難な道多し)を考えると、どうなんかなと思っておりました。それで道路が空いている早朝に出発したり、車の横をすり抜けるバイクで通勤したりする人も多かったようで、ことほどさように亀岡から京都市内への通勤は大変な時代がありました(現在でも9号線の渋滞は通勤時間帯で発生してはいますが、急ぎの場合は縦貫道を利用したりと選択しが増えたことは事実です)。・・・・前置きの話。

 

そんな遠回りをしていた時代でしか(あと愛宕神社へ参拝する際も)通らない道、正式には「京都府道50号京都日吉美山線」の、右京区越畑に美味しい蕎麦屋があるらしい、という話を聞いて、先週バイクで行ってきました。

 

越畑フレンドパーク「まつばら」という店です。パンフレットによれば農事組合法人が経営していると記されているので、地元の農家の方やお手伝いの方々で運営されているようです。味は確かにイオンの食堂街で食べる「ざるそば」に比べれば美味しいです。麺は細めでつゆが絡みやすいな、というところ。ですがお値段が少々お高い印象です。ま、この棚田とかがあるロケーションで、都会の旅人が「ちょっと蕎麦でも食べるか」とドライブの小休止場所として利用するには妥当な値段かもしれませんが、福井県や長野県のそば処(の有名店)でもこのあたりの値段設定ですので、そう考えると「味」がまぉまぁ、というところで見劣りいたします。亀岡市中心部のショッピングモール・アミティの中にある「つるや」のざるそば大盛りのほうが美味しいんではと感じます(個人の感想です)。

 

 

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