「お菓子の里丹波」にも秋の訪れを感じます(先週、篠山城趾見学の際に訪れ、撮った写真です)。
ここは、篠山市の中心街より少し離れた、舞鶴自動車道の丹南篠山口インターチェンジ近くにある施設です。高速道路からのアクセスが良いことより、観光バスが乗り入れて、地元の特産品(黒豆)や菓子などの土産物を買ったり、食事をしたり出来ます。観光需要が高かった頃には、広い駐車場に何台もの観光バスが入り、京都や大阪へ帰る人々が「おみやげ」を買っていたことでしょう。ただこの数年、コロナ禍の前より、あまり賑わっている様子はみられません。
この施設の特色として、土産物販売、食堂、喫茶の入った本館のほか、広大な敷地に、歴史的建造物を移築したゾーンがあります。神戸の旧垂水署を移築改装したミオール館、安政4年(1857年)に建てられた商家を移築した薬師山山荘、嘉永7年(1854年)に建てられた民家を移築した茅葺きの家、ドイツの館があります。それぞれ、広大な庭園や池などにマッチしたロケーションで、私は個人的に好きなところです(写真を撮るのに絶好の被写体があります)。
かつては入園料を取っていた時期もあったようですが、現在は無料、気軽に庭園内を散策、撮影が出来ます。