野球を観るのは好きですが、特に贔屓のチームがあるわけでもなく、どちらかといえば関西チームが盛り上がれば良いな、というスタンスです。
さてスポーツライターの飯田絵美さんをご存じでしょうか?、私は今朝までまったくしりませんでした(野球好きの方には「あぁ~あの番記者さん」と知られているようです)。その彼女の「番記者」の番とは、「野村監督番」のことです。スポーツ紙の記者として、主にヤクルト、阪神、楽天と監督を務めた野村克也さんを、20年以上にわたって取材し、晩年は、野村氏からの絶大な信頼を得て、よくいう「野村語録」を世に示したマスコミの中の一人です。残念なことに、野村氏は、昨年、サッチーのあとを追うように亡くなられたのですが、生前に「一緒に本を出そう」という氏との約束を果たされたそうです。
いつも早朝に聴く「ラジオ深夜便」、今朝は【わが心の人・野村克也】と題して、スポーツライターの飯田絵美さんのインタビューでした。20年以上の野村氏との関係は、親子といった表現ができるほど、ほほえましいものであったといいますが、記者になりたて、番記者1年目は、野村監督からは相手にされず、無視されつづけ涙したことが語られた際は、私も布団の中で涙腺がゆるくなりました。