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かめおか 霧の芸術祭

 亀岡市内4か所で「かめおか霧の芸術祭」をやっていて、亀岡ゆかりの芸術家の作品が展示してあるとのことで、文化資料館へ行ってきました。車をイオンにおいて、資料館へ、途中の交差点の角にあったコンビニがなくなり、今度はドラッグストアができるとのこと(コンビニと薬屋の栄枯盛衰を感じる一瞬でした)。

 資料館前の針塚の前では早世した友人のことを思い合掌。

 資料館を入り、正面のコーナーには、我が町出身の日本画家・ベリーマキコさんの作品がずらり、絵画の展示のほか、制作用の筆や絵の具を作るための乳鉢が展示されています。その中でも筆の軸(持つところ)が継ぎ足してえらく長いんですが、添えられた写真で理解しました。大きな作品を制作するときに、全体を見ながら描かれているんですね(理屈では理解しますが相当な体力→腕の力・技術力が必要なのではと思いました)。ベリーさんは日本画家ではありますが、見た目は油絵のようなパステル画のような不思議なタッチの作品で魅入ってしまいます。

 そして資料館を訪ねた目的のひとつに、造形作家(彫刻家?)のヤノベケンジさんの作品を見学するのと、この芸術祭が亀岡ゆかりの作家、それは何故か、との疑問をとくことです。この疑問は作者のプロフィールですぐに理解しました、亀岡市内にアトリエがあるんですね。

 ヤノベケンジさんを初めて見たのは10年ほど前、東京青山の岡本太郎記念館で、太郎の作品群とコラボをしていたときです。抽象的な太郎の造形物の合間にニョキッとそそり立つヤノベケンジさんの防護服の人形(サンチャイルド)は、それはそれはインパクトのあるものでした。

 2014年には、京都文化博物館の旧館フロアで、ヤノベケンジさんの巨大な動く少女の作品展示があったので見に行きました。これも文化博物館のレトロな建物の中で、モダンで印象的な像は違和感を通り越して、作品が博物館を支配してしまったのかとすら感じました。

 その同じ年、大阪の北加賀屋という駅周辺の、工場群のスペースで、サンチャイルド他の展示があるというので見てきました。

 そしてヤノベケンジさんといえば、阪急南茨木駅ロータリーに据えられた巨大なサンチャイルドの像が有名です、私は万博公園に行く際(モノレールの乗り継ぎ)に、いつも見ております。

 今回「かめおか霧の芸術祭」に、その作品が展示されるとのことで、どんな巨大なものなのかと期待していったのですが、ふつうにケースの中に収まるサイズで、こんなのもあるんだと思いました。この催しは、今月いっぱいまでやっているそうです。

 

 

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