かめおか霧の芸術祭の大本本部会場を見学してきました。おめあては、西野康造さんの彫刻です。この会場での作品は、大本みろく会館の1階と3階の展示になっていました。それぞれ絵画や陶芸作品などが小ぢんまりとした部屋に、バランスよく配置され、なかなか落ち着いた空間に心癒されます。が、西野さんの作品は、それらの会場では見当たりませんでした(ひょっとして屋外展示だろうかと思ったりもしました)。ひととおり見学して、1階に戻り、受付で「西野さんの作品はどこに展示してあるんですか?」と聞いたら、即、ゆびを指して「あれです」と。そうなんです、気づきませんでした、この建物を入ったロビーに、まったく違和感なく、大きな円の鉄の骨組のモニュメントがありました。
西野さんは、9・11のグラウンドゼロの跡地に建った建物にも、作品を展示されている世界的な作家です。お住まいは、亀岡市内、我が家にもすこぶる近いところにおられます。
今回見た芸術祭のロビー展示「空を歩く」は、グラウンドゼロの作品と通じるような構造物で、空間をうまく生かした迫力のある作品です。このまま大本さんのロビーに置いてても良いのでは、と思ったりしますが、知らずにぶつかるかもしれないので、もう少し広い目の場所が必要でしょうか。
あと西野さんの作品は、JR亀岡駅北側の広場にも展示され、頂点に設置された金属製の羽根のオブジェが風に揺られて動いております。本日、運動公園ウォーキングの歩数プラスに、ちょっと散歩がてら撮影してきました。1万歩オーバークリアしました(嬉)。