昨日、服部緑地野外ステージにて「ブルースの渚コンサート」というのがあり、友人と一緒に行ってきました。関西を中心としたブルースバンド10組のコンサートで、若手からベテランまで次々と出演、我々はお酒を飲みながらの至福ののひとときとなりました。
司会をしていた主催者の人が「この企画は毎年赤字すれすれの運営なので有名なミュージシャンを呼ぶことができていません・・・」というような事を言っていましたが、いえいえ、この出演者なら十分に満足できる内容です。しかも無料ときたもんです。如何せん、こんな良いブルースコンサートなのに客席がまばらなのが残念です。来年が最後となるそうなので見逃せません(=10月28日・29日)。
・・・・・この日の出演者・・・・・
・KYOTO BLUES POWERS → 故塩次伸二さんの愛弟子・篠原裕(Gt)さん率いるバンドで京都を拠点に活動しています。その安定感は聴いていて落ち着きます。女性のドラムスさんが格好いいです。
・DANNY BOY → 若手のスリーピースバンドで、ギタリストはジミヘンばりの背中弾きや、歯で弾いたり、パフォーマンスに注目です。
・ガメヒロトリオ → この日、アメリカのロックンロール歌手、ジェリーリールイスが亡くなったことを演奏中に紹介していました。そうです、彼らはロカビリーのバンドです。
・D'ypcys → 若手ながら安定したバンドです。
・片山新介 → ブルースの弾き語りピアニストで、セッションにも顔をだしておられます。
・夜久一 → エフェクターや独特な弾き方を駆使して、不思議な世界をだしておられます。エレキギター版の押尾コータローのようなミュージシャンですね。
・Ei Tomita & Friends 富田英(Vo,Hrp),広吉冬樹(Gt),篠原裕(Gt),マーティ・ブレイシー(Dr),有福珍(Ba) → バックの演奏陣は、関西中心とした名の知れた凄腕ミュージシャンです。
・Nacomi and The Blues Temple guest:大野木一彦 → 各地のブルースフェス常連のバンド、ボーカルの田中ナコミさんは、我々の学生時代に活動していた女性バンド・烏丸車庫のメンバーでしたね。
・コージー大内 → 数日前に高円寺のジロキチで、永井隆さんの肝いりでジョイントライブをしたばかり。長い音楽活動にも日の目を見るときがやってきました。ライトニングホプキンスの日田弁ブルース
・Quncho & 田中晴之 → サウスツゥーサウスの時代から変わらず超定番曲のみをひたすら弾き歌うクンチョー、そこに田中晴之さんの渋いギターが絡みます。